商品名 「MetaVista」

「Meta」はメタデータを、「Vista」は広大な視野を意味し、広範なデータ視野を提供するコンセプトを込めています

1. リアルタイムでの低遅延ビデオストリーミング

低遅延でリアルタイムにビデオストリーミングが可能

2. 高度な認識技術

顔認識、物体認識などを通じた画像情報の詳細な分析能力

3. P2P とクラウドの併用

P2Pビデオストリーミングとメタデータチャンネルをクラウド経由でのデータ通信を利用可能

4. メタデータ活用

撮像した画像に対して多種多様なメタデータを付加可能

5. ユーザーフレンドリー

一般のPCまたはスマートフォンから簡単にアクセス可能

6. 拡張可能なオプション

同時多点ビデオストリーミングやクラウド連携など、基本サービスの拡張が可能

「MetaVista」映像+認識メタ同期・複合化技術

■リアルタイムビデオストリーミング
  • 基本 ⇨ WebRTC/Gstreamer
  • 機能 ⇨ ブラウザで特定の http(https アドレスにアクセスすると、低遅延(〜<100ms)のリアルタイムビデオストリーミング実現
  • デバイス ⇨ 見る側(ブラウザ側)は PC またはスマートフォン
  • 映像取得 ⇨ カメラ側が開発要素であり、商品化可能
  • データチャンネル ⇨ P2P でカメラ側 SoC からブラウザ側へは直接データを送信
  • メタデータチャンネル ⇨ AWS EC2 等、クラウド利用
■制限事項でもあり、オプション項目でもある点
  • 同時にビデオストリーミングを見ることができるのは原則1台のみ
  • 複数同時視聴が必要な場合は、クラウド経由でのオプション対応
  • クラウド連携は別途費用が発生
■差異化ポイント
  • P2P/ビデオストリーミング以外に、メタデータチャンネルでカメラ間とブラウザ間のデータ通信が可能 ⇨ メタデータの例:ビデオカメラのパンチルト/ROS topic(ロボット制御)etc.
  • データの時系列情報をブラウザから表形式で確認可能
  • 撮影した映像に対して、次のような高度な認識を行い、メタデータとして付加可能 ⇨ 顔認識、ボディー認識、物体認識
■高度な認識技術の活用:OpenPose/Dlib/YOLO etc.
  • 顔検出 ⇨ カメラが人間の目線を検出すると顔の周りを切り出して、クラウド画像をアップロード
  • 顔認識 ⇨ 顔検出に加え、登録済み顔画像に対して、顔認識モデルによる判定可能
  • 差分動画 ⇨ 1秒毎に取得した前後の画像を比較し、前後の画像に大きな変更があった一定時間範囲の画像をクラウドにアップロード
  • 数字/文字読み取り ⇨ 指定された範囲の数字やアルファベットをOCRによってテキスト化して、クラウドにアップロード
  • 物体検出 ⇨ カメラに写った物体の認識と認識した物体の位置を検出することが可能。一定間隔毎に検出された物体のアノテーションを付加した画像をクラウドにアップロード

顧客価値

SoCベンダー毎に異なるHWオフロード処理の対応

様々なハードウェアプラットフォームに実装可能。個別カスタマイズ可能です。詳細はお問い合わせください。

画像のみならずセンシングデータも手軽に扱えるワークフローの実現

知りたいイベントをすぐに見つけられる(イベントとは「居眠り・危険な行動」etc.)。個別カスタマイズ可能です。詳細はお問い合わせください。

Gstreamer : Pipeline example

ハードウェアに限定されることなくリアルタイムストリーミング可能。個別カスタマイズ可能です。詳細はお問い合わせください。

高度な認識技術

■OpenPose

リアルタイムで人間の姿勢を高精度に検出・解析する技術で、手足や顔、指の動きまで含め、複数人の2Dおよび3D姿勢を同時にトラッキングできる。スポーツ分析、医療、エンターテイメントなど多岐にわたる分野に応用可能。

■Dlib

DlibはC++で書かれたソフトウェアライブラリで、顔認識に特化した高精度な検出アルゴリズムを持ち、個人識別、セキュリティ、人物追跡、表情解析など多岐にわたる用途に活用されている。オープンソースであり、リアルタイム処理にも対応し、Pythonバインディングも提供。

■YOLO

YOLO(You Only Look Once)はリアルタイムオブジェクト検出に特化したコンピュータビジョンアルゴリズムで、一度の画像処理で高速にオブジェクトを検出できる。背景の誤認識が少なく、様々なオブジェクトと複雑なシーンに対応し、深層学習による強力な学習能力を持つ。監視、自動運転車、ロボット工学などに適用可能で、進化し続けるアルゴリズム。

代表あいさつ

ATTは、長年、災害復旧用遠隔操縦ロボットの開発に携わってきた私と、総合電機メーカーで30年以上活躍してきた組み込みエンジニアと、ふたりで立ち上げたチームです。このユニットを軸にグローバルの世界でもアドバンテージを持てるテクノロジーを創造していきたいと考えています。現在、ChatGPTなどのAI技術と映像技術を組み合わせたユニークなシステムを開発しています。是非みなさんと一緒に明るい未来を築き上げていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

ATT代表 豊田晃央(とよだてるお)